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【映画紹介】アラバマ物語-オバマ大統領も尊敬した、アメリカの英雄

本日は、アラバマ物語(ロバート・マリガン監督 1962年 アメリカ)の紹介です。1930年代のアメリカ南部を舞台に、グレゴリー・ペック演じる弁護士アティカスが関わる裁判を通して、人種差別や不条理さを描きます。アカデミー賞主演男優賞、脚色賞、美術賞を受賞しています。

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トーリー

アティカスは田舎町の弁護士であり、正義感が強く篤実な人柄で周囲から信頼されています。ある日、白人女性に対する婦女暴行事件で黒人容疑者トムの弁護をすることになります。

感想

当時のアメリカ南部は人種差別が根強く残っており、アティカスは黒人の弁護を引き受けたために、心ない人々からの中傷を受けたり、子供たちが学校でいじめられます。それでも、公正な態度で誠実にトムと接します。

トムには犯罪をすることができない十分な証拠がありました。アティカスは理路整然と心のこもった言葉で、トムの無罪を立証しようとします。

陪審員は白人で、先入観を持たずに審議して欲しいと、アティカスは最後の念押しの言葉を述べます。

 

己の信念に則って、正しい行動をすることは、言うまでもなく立派なことです。漫画や映画等でも、往々にしてそのような者が主人公であり、ヒーローです。悪魔の実や長い爪等の特殊能力こそ持っていませんが、言うまでもなくアティカスはヒーローです。

事実、2003年にアメリカ映画協会が選んだ「アメリカ映画100年のヒーロー」に、インディジョーンズやロッキー等を抑えて、第一位にランクインしています。

最近では、オバマ前大統領の退任スピーチで、アティカスの言葉が引用されたことが話題を呼びました。オバマ前大統領は弁護士だったこともあり、アティカスと自身を投影したり、範としたことがあったのではないかと個人的には思います。

最後にオバマ前大統領が引用した言葉を載せて、本日の締めとします。

「その人の視点から考え、その人の肌の色で歩き回ってみない限り、その人を本当に理解することはできない。」